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中学卒業の「思い出づくり」でオヤジ狩り。16歳少年ら8人逮捕

大阪府警少年課は10日、今年1月から4月にかけ「卒業の思い出づくり」と称して通行人の男性を暴行し、けがを負わせたなどとする傷害などの疑いで、富田林市の男子高校生や無職少年ら8人を逮捕、追送検したと発表した。少年グループは強盗や窃盗も含め、計9件の犯行に及んだ疑いだ。

卒業の思い出づくりと言えば、旅行か記念写真が相場と決まっている。ところが、逮捕された少年グループがつくった「思い出」は「高齢者にけがを負わせること」という悲しいものだった。

少年課によると、逮捕された8人は同じ中学の先輩と後輩だった。うち6人は、3月まで中学3年で、一連の犯行について「卒業までの思い出づくりだった」と供述している。残り2人は高校1年で、うち1人が主犯格としてグループを率いたものとみられる。

男子高校生らの逮捕、再逮捕容疑は1月下旬、富田林市で出勤中や散歩中の62~83歳の男性計4人に対して後ろから倒して、顔を殴ったり蹴るなどしてけがを負わせた疑い。顔や腹を殴られた83歳の男性は、肋骨(ろっこつ)を折る重傷を負った。

少年課は、男子高校生らが同市の路上で男子大学生2人から計1万6000円を奪った強盗容疑、市内の公共施設から車いす1台を盗んだ窃盗容疑、エレベーターを壊した建造物損壊容疑を裏付けて、10日に捜査を終えた。少年8人のうち5人は少年院に送致された。

スポーツ報知 7月11日

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