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埼京線チカン、再び増加。カメラない車両狙う?

痴漢対策として一部の車両内に防犯カメラを設けているJR埼京線で、一度は減少した痴漢被害が再び増加していることがわかった。
JR東日本は「カメラ設置が話題になってから時間がたち、抑止効果が薄れたのかもしれない」としており、係員による巡回や車内での呼びかけを強化している。

警視庁によると、都内の電車内での痴漢摘発件数は、2011年は1244件で前年より45件減ったが、埼京線は136件と前年より36件増加した。

埼京線は、新宿や渋谷駅での改札口が近い埼玉寄りの車両が特に混雑するうえ、通勤快速の場合は停車駅の間隔が長く、長時間片側のドアが開かない区間もあるため、インターネット上に「痴漢しやすい」などの書き込みが現れることもあった。

読売新聞 6月13日

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