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死亡の警備会社元社員不起訴、元鍵管理できる部署在籍 2750万円盗難事件

富山市堀川町のショッピングセンター駐車場で昨年11月、警備会社「ホクタテ」(富山市)の現金輸送車から2750万円が盗まれた事件で、県警が被疑者死亡のまま窃盗容疑で書類送検した同社の元社員の男(2月に死亡)が在職中、現金輸送車の運行経路を知り、鍵も管理できる部署にいたことが25日、捜査関係者などへの取材でわかった。県警は「事情を直接聞く前に死亡したため、手口は明確にわかっていない」としているが、在職時の立場を利用した可能性があるとみられる。

男は在職中、現金輸送には携わっていなかったが、警報器が鳴ると、契約先に駆けつけて現場で警備をする担当だった。このため、社内で待機中は、輸送車に運行経路などの指示を与える無線を聞くことができ、夜勤の際は、輸送車の鍵の管理なども一部担っていたという。
家宅捜索で実家から2600万円を超える現金が見つかったことなどから、関与していたとみて男を身辺調査していたが、死亡した。捜査関係者によると、自殺とみられる。
富山地検は25日、男を被疑者死亡で不起訴とした。

(2011年3月26日 読売新聞)

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